【BS時代劇】子連れ信兵衛2・第5話
「まことの親子」
(NHK・BSプレミアム・2016/12/9放送)
※公式サイト:http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/kozure2/
<感想>
高橋克典と櫻井淳子の共演といえば「特命係長・只野仁」ですね。今回は鶴之助の伯母役でロマンスはありませんでしたが、なかなかの好演でしたね。
しかし茶屋を使って人身売買をする外道っぷり。引っ掛かる男たちも馬鹿者ですが、とんでもない極悪人たちめ。信兵衛が激怒するのも理解できます。そこまで外道でなくても女の子を使って握手券とかやっているのが何処かにいますね。その上前をはねて荒稼ぎしている連中には、ぜひとも信兵衛に成敗してもらいたいですね。
<視聴メモ・番組内容(いわゆるネタバレ)が含まれています>
・信兵衛(高橋克典)のもとに鶴之助(伊東瑛進)の伯母と名乗る猪熊川里緒(櫻井淳子)が訪ねてくる。
・里緒は猪熊川家の跡取りとして、鶴之助を養子に迎えたいという。
・信兵衛は鶴之助を自分の手許で育てたいという思いと、立派な武家の跡取りになってほしいという思いもあり複雑な心境だった。
・一方、おぶん(小島梨里杏)と美玖(黒谷友香)は水茶屋で偶然、猪熊川の名を耳にする。気になって茶くみの娘のおすず(河内美里)の後を付けると、昼間から猪熊川久右衛門(羽場裕一)と逢引きしていたというのだ。
・気になった信兵衛は猪熊川のもとに行くと、里緒は久右衛門が水茶屋の娘に入れ上げていることを知っていた。
・水茶屋は周りの男たちの評判になっていた。主の喜助(おかやまはじめ)はやり手で、器量のよい娘を集めて金儲けをしているようだった。
・そんなある日、ふとしたことから信兵衛たちは久右衛門から話を聞くことができた。おすずは若い頃に思いを寄せた女の娘だった。茶屋の喜助は茶を運ぶだけだからと娘たちを拐かし、密かに身売りをさせていたのだ。
・久右衛門はおすずを助けに行くが、喜助たちに取り囲まれてしまう。そこに現れた信兵衛はゴロツキたちを成敗する。
・ところが喜助はおすずは自分の本当の娘だからどう扱おうと自由だと言い放ち、信兵衛は激怒する。
・奉行所が喜助たちを捕らえ、おすずは自由の身になったが久右衛門はおすずは自分の娘だと言う。
・信兵衛は里緒に、鶴之助の養子の件は無かったことにしてほしいと頼む。そして、おすずは正式に猪熊川家の娘となった。
(2016/12/11視聴・2016/12/11記)
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