【大河ドラマ】真田丸・第４１話「入城」

【大河ドラマ】真田丸・第４１話
「入城」
（ＮＨＫ総合・2016/10/16放送）
※公式サイト：http://www.nhk.or.jp/sanadamaru/

＜感想＞

　真田信繁改め真田幸村、九度山を見事に脱出！というか、実にあっけなく逃げられた感じでした。さすがに蟄居されて１４年、いくら大坂方面がきな臭くなっていたとはいえ四六時中、徹底監視というわけにはいかなかったのでしょう。

　そして大坂城で秀頼とともに茶々と再会。これが幸村にとって幸せだったのかどうか…。もちろん結末を知っているので複雑な心境なのですが、本人は僻地で貧窮気味の生活を強いられてきた中で再び一花咲かせたいという気持ちだったのでしょう。もちろん父・昌幸の無念を晴らしたい思いもあったでしょうし。

＜視聴メモ・番組内容（いわゆるネタバレ）が含まれています＞

・豊臣と徳川の激突は避けられなくなっている。信繁は、真田幸村と名乗り、大坂方に味方することを決意。関ヶ原から１４年の歳月が流れていた。

・真田信繁改め幸村（堺雅人）は周囲に九度山を脱出して大坂城に向かうことを告げる。
・大坂城は来る徳川との戦に備えて各地から集められた牢人たちであふれかえっていた。
・後藤又兵衛（哀川翔）や毛利勝永（岡本健一）など豊臣恩顧の武将たちが集まっていた。
・一方、駿府城でその様子を聞いた徳川家康（内野聖陽）は、そんな烏合の衆では戦に勝てないだろうと思っていた。
・江戸の真田屋敷にいた信之（大泉洋）も徳川と豊臣が戦になるということを知り、息子たちの初陣にすることにすると言う。
・これを機に信之はこう（長野里美）との間の長男・真田信吉（広田亮平）を嫡男にすることを決意し、稲（吉田羊）との間の次男・真田信政（大山真志）が兄を支えるようにと考えていた。
・ある日、信繁は村長の長兵衛（木之元亮）らと宴を催した。見張りの竹本義太夫（宮下誠）らの目を盗み、幸村らは逃走に成功する。
・幸村が九度山を脱出したという知らせはすぐに駿府の家康のもとに届いた。本多正純（伊東孝明）から話を聞いた家康は服部半蔵（浜谷健司）を使って謀殺を図るが佐助（藤井隆）の活躍で食い止める。
・幸村は老人の変装をして堂々と大坂城へ入る。そして変装を解き、豊臣秀頼（中川大志）や茶々（竹内結子）と再会する。

＜真田丸紀行＞
・真田信繁が入城した大坂城。現在の石垣や堀は江戸時代に築かれたもの。豊臣時代の遺構は現在その殆どが地下に埋まっている。
・天守閣前広場にある井戸のようなもの。その底には昭和３４年に初めて見つかった豊臣時代の石垣が。さらに天守閣の南東からも昭和５９年、豊臣時代の石垣が発見された。高さ６ｍの巨大な石垣が眠っている。
・太閤下水の名で親しまれる下水溝もまた秀吉の時代に整備されたと伝わり、今も現役で使われている。
・天下統一の拠点、大坂城。信繁はこの城で徳川の３度目の戦いに挑むことになる。

※大阪城公園（ＪＲ「森ノ宮」または「大阪城公園」下車　徒歩１５分）

（2016/10/18視聴・2016/10/18記）