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【NHKスペシャル】あなたの家が危ない~熊本地震からの警告~

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【NHKスペシャル】
「あなたの家が危ない~熊本地震からの警告~」

(NHK総合・2016/10/9放送)
※公式サイト:http://www6.nhk.or.jp/special/

<感想>

 熊本地震から浮き彫りになった問題点がきちんと整理されて紹介されていて非常に分かりやすく、かつ内容の濃いドキュメントでした。個人的に好きなアナウンサーの井上二郎さん(NHK福岡放送局)のナレーションも聞き取りやすくて良かったですね。

(1)戸建住宅で注意しなければならないのは、耐震基準の盲点である「直下率」。広々としたLDKをつくったために2階の重みに1階が耐えられないというケースがありうるので要注意ということです。国は耐震基準を見直す気が無いようですが、住宅メーカーなど民間レベルで直下率などを数値化するとかABCなどの格付けをつくるとか、消費者に分かりやすく示してほしいと思いましたね。

(2)集合住宅(マンション)のリスクとして「耐震性の地域格差→地域係数がある」ことが明らかになりました。しかも、大きな地震が起こっている地域ですら1割少ない係数となっている実態が浮き彫りになりました。これも国の腰がなかなか重いですが、これまた消費者が高い買い物をする上で自己防衛する必要があると思いましたね。マンション選びをする上で、そういう点をよくよく注意しなければということです。

(3)免震装置(免震ゴム)も長周期地震動という新たなリスクがあって決して万能ではないことが明らかになりました。メーカーのさらなる技術開発を進めてほしいですし、最新の高層ビルとて100%ではないということを念頭に置かないといけないと思いました。

 家という人生で最も高い買い物ですからね。地震は全国どこでも起こる可能性が高いわけで、いざというときに命と財産を守れるかどうかは、自分自身の日頃の心がけにかかっているのだなと痛感しました。

<視聴メモ・番組内容(いわゆるネタバレ)が含まれています>

※見出しは当方で付けました。

・私たちの家、本当に地震に耐えられるのか。熊本地震で倒壊した住宅、最新の耐震基準を満たしていたのになぜ倒れたのか。その理由が分かってきた。
・倒壊した家にあった広いリビング、家族がくつろげる空間を作ったことが悲劇に繋がった。耐震基準を満たしていても、設計によっては倒壊の恐れがある。専門家たちが警鐘を鳴らしている。
・熊本地震からはマンションに潜むリスクも浮かび上がってきた。耐震性の地域格差、地震が起きにくい地域では建物の強度を下げてもよい制度だ。この制度の下で耐震性が下がったマンションが大きな被害を受けていたのだ。
・都市の高層ビルにも新たな脅威が迫っている。地震対策の切り札、免震ビルの弱点だ。熊本で観測された巨大な地震波、もし都市が襲われていたら甚大な被害が起きていた。
・脅威は全国の活断層の上に広がっている。熊本地震から見えてきた住宅の知られざるリスク。あなたの家も危ないかもしれない。

<木造住宅 耐震基準の“盲点”>
・震度7の激震に2度見舞われた熊本県益城町。坂牧正敏さん(66)、最新の耐震基準を満たした築10年の家が倒壊、下敷きになった。

左足を挟まれて身動きができなかった(坂牧さん)

・地震が起きた直後の映像、家の下敷きになった坂牧さんの姿。

やっぱり死ぬかと思ったですよ。なんで新しい家が潰れたのか、もう全然分からないですよ(同上)

・最新の耐震基準を満たし、倒れないはずだった家がなぜ倒壊したのか。研究者たちの調査でその実態が少しずつ見えてきた。
・益城町の中心部、最新の耐震基準で造られた木造住宅は319棟。そのうち倒壊、大破したのは19棟だったことが分かった。
・倒壊の原因を突き止めようとしている京都大学生存圏研究所の五十田博教授。

新耐震(基準で)壊れるのはまずいからね。倒壊するのはまずいので、原因究明しないとなと思います(五十田氏)

・築5年の家、最新の耐震基準を満たしていた。

建物なんかはどう見ても強そうに見えますよね(同上)

・2階の重みで1階が完全に押し潰されていた。この家に住んでいた矢野幹雄さん(48)、住宅の設計図が残っていた。1階にあった20畳の広いリビング、親戚一同が集まることができる開放感のある空間。この部屋を造ることが矢野さんの夢だった。

ちょっと頑張って大きめに造ったんですけれど、こんな感じになったという。「なんでうちが?」みたいな感じはあります(矢野さん)

・五十田教授は、この広いリビングに倒壊の原因があるのではないかと考えた。一体どういうことなのか。教授が注目したのは壁の直下率だ。直下率とは1階と2階の壁がどの程度繋がっているかを示したものだ。
・直下率が高い家にはリビングにも繋がっている壁がある。2階の重みを1階の壁で支えることができるため、耐震性が高い。
・一方、矢野さんの家は1階のリビングを広くしたため、2階と繋がる壁がない。直下率が低くなり耐震性が下がっていた。
・地震が起きたとき、矢野さんの家で何が起きていたのか。五十田教授のグループはコンピューターでシミュレーションを行った。益城町で観測された震度7の本震で家を揺らすと、負荷に耐えられず倒壊した。
・詳しく見てみると揺れが始まった6秒後、リビングの外壁に2階の負荷が集中した。この直後、家全体が傾き始めた。そして金具で土台に固定されていなかった柱が抜けた。広いリビングが倒壊の一因だったことが明らかになった。

直下率の影響が出ているのではないか。(柱の)足元が外れちゃって、抵抗能力が無くなって倒壊に至っている(五十田氏)

・最新の耐震基準を満たしていたにも関わらず倒壊した家。直下率は考慮されていなかったのか?最新の耐震基準は、阪神・淡路大震災を教訓に平成12年(2000年)に定められた。震度7でも倒壊しないように、設計上の様々なルールが盛り込まれた。斜めに筋交いが入った壁を四方にバランスよく配置することで、住宅の耐震性を高めた。
・しかし1階と2階のバランス、直下率についてはルールに盛り込まれなかった。耐震基準にあった盲点、それが被害を拡大させていた。

抜け穴というか本来は(壁を)細かくバランスよく入れていってほしいところ。法令(耐震基準)だけ満足すればいいという考え方をすると、そんな建物が出来てしまう。設計上ちょっとした配慮不足があると、大きな被害に繋がって倒壊にまでなってしまうことが分かった(同上)

・夢のマイホームに潜んでいたリスク。熊本だけの問題ではない。住宅の構造が専門の芝浦工業大学工学部の蟹澤宏剛教授。全国各地の新築の木造住宅の耐震性を5年前から調査している。26都道府県472棟の住宅。設計図を独自に入手し分析した。

1階のリビングが問題ですよね。ここに壁があるといいですね(蟹澤氏)

・東海地方のある住宅、1階のリビングに壁が少なく直下率を下げていた。問題は他の家でも見つかった。開放感を高めるため、1階の窓を大きくした家。2階を支える壁が少なくなってしまった。2階がせり出した家。居住空間を広げたことが直下率の低下に繋がっていた。
・直下率が全体の3割近くの住宅で専門家が望ましいとする数値を下回っていた。直下率が低くても耐震性が保たれていた家はあったが、問題を抱えた住宅が数多く見つかった。

(設計に)十分に配慮しないと地震のときに悪影響を与えてしまうのも、どこでも同じこと。そういう意味では別に熊本に限った問題ではない(同上)

・耐震性が低い住宅は、私たち消費者が知らない間に造られている。首都圏で木造住宅を建築する工務店。この日、新居を建てたいと1組の夫婦がやって来た。

デザイン的に開口(窓)を広くして色々な角度から見て、目立つとか格好いいのはイメージしていた(男性)

・多くの客がこだわるデザイン性。工務店ではそのことが耐震性の低下に繋がる場合があるとリスクを伝えている。

壁を造らないと建物自体が非常に弱くなってしまいます。どれぐらいの大きな地震で倒れるか、お客様にはうちではお見せしています(益田建設企画設計部の鈴木強部長)

・コンピューターの画面で家が倒れる姿をみた夫婦。

重要だね、壁(男性)

・しかしこの工務店のようにリスクを十分に伝えている業者は数少ないという。客が離れるおそれがあるからだ。

実際は耐震性の高い住宅を造るというのが、我々住宅を造る者の使命だと思うんですけれど、できるだけお客様の言うことを聞くことが契約に直結すると考えている会社が多いことで、耐震性能を無理して上げることよりも、お客様のご希望の方を優先するケースが多くなってもやむを得ないと感じています(鈴木氏)

・消費者の要望を優先することで耐震性がおろそかになる。その現状は簡単には変えられないことも分かってきた。首都圏などに向けて住宅を造っている工務店の下請け会社。送られてくる設計図の中には時折、耐震性に問題のあるものが含まれている。しかし耐震基準は守られているため、多くの業者はそのまま家を造るという。

バランスの悪い、耐震性の悪い形態の住宅は未だに結構流通していますし、基本的にやってきている内容については違法でもないし合法なんですよね。今の状態のままでは何年いっても変わらない(一級建築士の森下佳彦さん)

・国は耐震基準を見直す考えはないのか。国土交通省は、熊本地震で倒壊した最新の耐震基準の住宅は数が少ないとして基準を見直さない方針だ。消費者が耐震性の高い住宅を選びやすくするための対策を進めたい。
・地震に弱い家が生み出されていく現実。木造住宅は1年間に約50万棟建てられている。

<マンション 耐震性の“地域格差”>
・私たちが暮らすマンション、その知られざるリスクも浮かび上がってきた。熊本地震では最新の耐震基準で造られたマンション、少なくとも20棟で大規模な被害が確認された。
・最新の耐震基準を満たしていたのに、なぜ被害が拡大したのか。取材を進めると、その背景に耐震性の地域格差があったことが分かってきた。
・熊本市にあるマンション。管理組合理事長の髙田二郎さん、13階建てのマンションは全壊と判定された。ファミリー向けの3LDKの部屋、深刻な被害を受けていた。子ども部屋の壁に入った亀裂、リビングの壁に開いた穴、隣の家が見えていた。修復がなかなか進まず、住民の殆どが帰ってこれずにいる。

先が見えないというか、ちょっと不安ではある。みなさんそうだと思うんです(避難を続ける住民)

・「この家に戻ってきたい?」との問いに首を横に振る子ども。

失われたものは相当大きい(髙田さん)

・なぜ被害が深刻化したのか、設計業者に問い合わせた髙田さん。マンションが「地震地域係数」と呼ばれる制度の下で造られていたことを知った。

(設計)業者の方が「地域係数」って言われたんです。「1.0」「0.9」。最初はそんな重要とは思わなかったんですけど、重要なことだと分かって。これは地域によって異なっているんだと初めて知ったんですよね(同上)

・このマンションの耐震性が記されている構造計算書。地域係数は0.9と書かれていた。原則、地域係数は1.0。耐震性が1割低く設計されていたことを意味する。
・耐震性が1割低いとはどういうことなのか。例えば柱の中の鉄筋。地域係数1.0で造られたマンションと比べ、0.9のマンションは鉄筋を1割少なくすることができる。コンクリートも減らすことができ、柱は細くなる。壁や梁の一部でも同様に部材を減らすことができる。完成したマンションの耐震性は、全体で1割下がることになる。
・昭和27年(1952年)に定められた地域係数。全国の市町村に耐震性の格差をつけた。関東大震災が起きた首都圏、東南海地震で被害を受けた東海地方などは、地震の起きやすい地域として1.0とされた。一方、0.9や0.8と地震の起きにくい地域として他の地域よりも耐震性を下げても問題がないと判断された。
・地域係数の低さがどれほど被害に影響したのか。マンションの調査に入った豊橋技術科学大学建築・都市システム学系の斉藤大樹教授。建物を支える重要な壁、鉄筋の量を調べた。

鉄筋の量ですね。どれくらいの間隔で入れるのか。地域係数とかが関わってきて、この壁は間仕切り的な最低限の配筋で入れている印象(斉藤氏)

・斉藤教授のシミュレーションでは、実際のマンションの方が梁の損傷が1割ほど大きかった。地域係数が下げられていたことで被害が広がった可能性が浮かび上がった。

損傷は(地震地域係数を)0.9から1.0に上げると少なくなります。全体的な損傷の程度が、例えば損傷している部材の数とか損傷のひび割れの大きさとか。設計者の判断で0.9を1.0にするとか、そういうことをやっていかなければいけない(同上)

・戦後、マンション建設の礎となってきた地域係数。この30年以上見直されることはなかった。しかし今、地震が起きにくいとして地域係数が下げられた場所で大地震が相次いでいる。新潟県中越地震(2004年)、鳥取県西部地震(2000年)、そして熊本地震。日本列島が地震の活動期に入る中、今後も大地震が起きる恐れがある。
・古い知見に基づいた地域係数を今こそ見直すべきではないのか。東京工業大学名誉教授で日本建築学会会長を務めた和田章氏は警鐘を鳴らす。

今ほど、どこに断層があるか分かっていない時代に市町村ごとに決めていったわけですから、そういうことで日本中の町や村をつくり続けている限り、また大きな地震が起きました。また何万人の人が避難しました。ケガしました。がれきの下から人を助けるのがこんなに大変でしたということを、10年も50年も100年も続けることになってしまうので(地域係数を)そのまま運用するのには限界があるかなと思います(和田氏)

・国は地域係数についてどう考えているのか。取材に対し国土交通省は、地域係数が建物の被害に与えた影響は確認されていないが、そのあり方は中長期的に検討すべき課題だと答えた。
・熊本地震で全壊したマンション。長年、地域係数が見直されない中で建てられた。

こういう被災をしてから初めて私たちも分かったことなので驚きましたね(髙田さん)

・元の生活を取り戻すためには、膨大な費用をかけて修復しなければならない。修復への長い道のりは始まったばかりだ。

やっぱり今となっては(耐震性を)見直して補強していただくとか、そういう見方にしていかないと、なかなか前に進まないと思います(同上)

・いつどこで起きるか分からない大地震。地域係数が低い市町村は全国に700以上ある。

<免震ビル 新たな地震の脅威>
・熊本地震からの警告。地震対策の切り札、免震ビルの新たな弱点も浮き彫りになった。東京の超高層ビルが大きく揺さぶられた東日本大震災。熊本では、これをはるかに上回る揺れが確認された。
・免震装置を導入していた阿蘇市の病院。異変はその地下で起きていた。建物の揺れを抑える免震装置のゴム、その一部が変形していたのだ。免震研究の第一人者、福岡大学工学部の髙山峯夫教授が調査に入った。金属の針で建物の動きを記録するケガキ板。地震で建物がどう揺れたか克明に記録していた。

斜め方向に約46cm動いている。ピークとピークで約90cm(髙山氏)

・地震の前、最大で60cmと想定されていた建物の揺れ。ところが今回最大で90cmに達し、免震装置が変形したのだ。

国内でこれだけ大きな免震層の変形がとれたのは、おそらく初めてでは。超高層建物の設計にも配慮していく必要が出てくるんじゃないかなと(同上)

・免震装置を襲ったのは、巨大な長周期地震動だった。地震に強いとされる免震装置、しかしこの長周期地震動には弱い。1秒程度の短い周期の揺れには強い免震装置、ゴムが振動を吸収しビルは殆ど揺れない。しかし、長い周期の揺れには弱い。ゴムが横に引っ張られビルが大きく揺れてしまうのだ。
・東日本大震災でも起きた長周期地震動、熊本地震ではこれをさらに上回る揺れが発生した。その大きさを比較する。熊本県西原村の地震波の振幅は、5年前に東京で観測されたものよりも最大で10倍、建物に加わる揺れの強さは3倍を超えた。
・東日本大震災では震源が海底で東京からは離れていたが、熊本地震は震源が真下にあったためだ。活断層のずれが地表に達したとき、巨大な長周期地震動が発生したと考えられる。

地表に断層のずれが出ると長周期地震動というのはとても大きくなる。国内には主要な活断層として100ぐらい政府が認定しているものがある。そういうところでは(巨大な長周期地震動が)起きてもおかしくないのではないか(東京大学大学院の安藤亮輔准教授)

・巨大な長周期地震動が発生する可能性は全国の活断層に広がっている。活断層の周辺に多くの免震ビルが建っている所がある。オフィスビルやマンションが集まる東京の立川断層帯、人口880万・大阪の中心部を貫く上町断層帯だ。
・免震ビルを巨大な長周期地震動が襲ったらどうなるか。京都大学大学院工学研究科の林康裕教授は、大阪にある免震ビル28棟のデータを入手。熊本の西原村と同じ長周期地震動が襲ったと想定しシミュレーションを行った。
・2000年代に建てられた、ある免震マンション。建物と周りの壁の間の隙間は約70cm。長周期地震動が発生すると免震装置の想定を超える力が加わり、マンションは壁に激突した。このとき建物は大きく変形、高層階では家具が凶器となって襲ってくる。林教授が分析した28棟のビル全てが壁に激突。甚大な被害に繋がるという結果が出た。

倒壊の可能性は否定はできません。本当に倒れてしまったら周りの建物を巻き添えにするかも分かりませんし、それは何が起こるかというのは想像もつきません(林氏)

<命を守るために何ができるか>
・どうすれば安全を確保することができるのか。免震装置のゴムを製造している大手メーカー、巨大な長周期地震動に備え対策を急いでいる。新素材のゴムを使った大型の免震装置を開発、既に高層ビルへの導入を始めている。

これまで想定していなかった成分が含まれる地震ということで、そういったときに免震ゴムが今の免震ゴムで十分機能を果たしうるのか。今後の課題と受け止めています(ブリヂストン インフラ資材開発部の室田伸夫部長)

・最新の耐震基準を満たしていたにも関わらず倒壊した住宅。自分の家は本当に大丈夫か。今、各地で耐震診断を受ける人が増えている。築6年の家に住む夫婦、熊本地震をきっかけに診断を受けた。費用は5万円。直下率などに問題があった場合、100万円程度かけ補強工事をすれば耐震性を上げることができる。

熊本地震もありましたし、やはり安全というのはこまめに見ておかないとだめかなと今回思いました(家の耐震診断を受けた女性)

・地域係数を巡っても先進的な取り組みが始まっている。地域係数が0.8の福岡県、マグニチュード7の大地震が11年前に発生した。福岡市は独自に条例を制定、マンションなどに地域係数1.0の耐震性を持たせるよう建設業者に求めている。福岡市ではこれまでに耐震性を高めたマンションが50棟以上建設されている。

安心して生活できる建物を提供しなければいけない。安全とコストを比較しては語れないのではないかと思います(松吉建設の松吉伊津雄一級建築士)

・熊本地震から半年。我が家を失った人たちは今も先の見えない日々を送っている。それでも自分と同じ経験をしてほしくないと取材に応じてくれた。

こんなに一番でかい地震がくるとは誰も思っていなかったと思うので、こういう思いをされる方が少しでも少なくなればいいと思います(矢野幹雄さん)

・私たちの暮らし、そして命を育む家。そこに潜んでいたリスクと迫り来る新たな地震の脅威。あなたはどう向き合うか、熊本地震が問いかけている。

(2016/10/12視聴・2016/10/12記)

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